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読書ブログ:水野学「センスは知識からはじまる」

どーも小野晃歳です。

日頃読んでいる本から学んだことや気づきを自分のためにもまとめておきたいと思います。

 

本日の著書

水野学「センスは知識からはじまる」朝日新聞出版

 

水野氏はグッドデザインカンパニー代表で「くまもん」のキャラクターデザインや自社ブランドのTHEが有名なクリエイティブディレクターです。

 

この本では、センスとは何か、どうやって身につけるのか、なぜセンスが必要なのかということがきちんと言語化されていて

普段なんとなく使っているセンスという言葉について改めて考えさせられました。

 

僕も普段よくこんな言葉を聞いたり話したりします。

 

選曲の「センス」がいい(悪い)

振付の「センス」がいい(悪い)

衣装の「センス」がいい(悪い)

 

 

でもセンスがいいとか悪いとかって感覚的なものかなって思ってました。

何をもってセンスがいいとか悪いとか判断しているのか分からなかったし

教え子にも僕の感覚ではどうにもセンスが悪い子がいて、どうやったらセンスがよくなるのか分からなかったですね。

 

センスとは何か 著書ではこのように述べられています。

 

センスとは数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力である。

 

僕はこの最適化という言葉にはっとしました。

ダンサーも人それぞれ個性やキャラクターが違います。

 

その人に最適な振付、最適な衣装を選べるような能力がセンスであるということです。

 

トップダンサーの振付をそのまま真似すればセンスのいい振付になるわけではないし、

トップダンサーの衣装をそのまま真似すればかっこよくなるわけではない

 

自分のスタイルや個性を理解した上で、自分にとって最適なものをチョイスする。

 

それこそがセンスがいいということだと思いました。

 

ではどうやってそのよし悪しを判断するセンスを身に着けていくのか、

 

それは著書のタイトルでもあるように

 

知識を身につけること

 

振付であれば、ひとつのダンスのステップしか知らない人と、他ジャンルも含め多くのダンスを見たり触れたりしている人の方がよりその曲に合った振付が出来るでしょう。

 

衣装であれば、洋裁やカラーコーディネートの知識のある人、昔の衣装から最新の流行まで見ている人の方が選択肢も多くなり、より自分に合った衣装を選ぶことができるでしょう。

 

例えば僕もデモの振付を考えるときに、曲に歌があればまず歌詞を読みます。スペイン語の曲であってもなるべく翻訳して読んでみます。そうしてこの曲はどんなシーンなのか、どんな登場人物なのかを理解して振付を考えます。

 

この歌詞を知るという作業もその曲に対する知識を得ることになりますね。

 

それをしないで、全く曲に合わないストーリーやキャラクターで踊ってしまってはいいデモにはならないと思います。

 

競技ダンスであっても、その種目の歴史や音楽的背景を知っている人と何も知らない人では踊りは違ってくると思います。

 

踊る種目の知識を持っていなければ、種目の違いを出すことも難しいのではないでしょうか。

 

しっかりとベーシックや基礎の知識があるか、その上で最近の流行も知っているか

こういったことも知識として知らなければ、センスのいいダンスを踊ることはできないのだと思います。

 

 

 

この本を読んで、改めて様々なものを見たり聞いたりして知識を得て、自分のダンスに生かしていきたいと思いました。